2011年9月29日木曜日

乳がん細胞を殺すウイルス発見


乳ガンのガン細胞をやっつけてくれるウィルスが発見されました。

ペンシルベニア州立大学の科学者が人類にとって有益なウィルスを発見したそうですよ。なんとガン細胞を殺してくれるんです。 そのウィルスは、アデノ随伴ウィルス タイプ2!(adeno-associated virus type 2) 実験では3つのステージの乳ガンのガン細胞を殺すことに成功したそうです。
これはスゴイ重要なことです。なぜならステージが異なると、それぞれちがった治療法が必要とされるからです。実験について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
実際にどのようにウィルスがガンをやっつけているかはまだ分かっていません。
そこの仕組みが分かれば、新薬の開発その他の治療に有効だと考えられています。ウィルスそのものを治療に使うこともできるようになるかもしれません。
他の研究では、子宮頸ガンのガン細胞にも作用するという結果がでています。この実験結果が実際に薬などとして使用されるにはまだまだ色々な過程を経なければいけません。動物実験の後、3つのフェーズの厳正な臨床実験を行う必要があります。
女性が一番かかりやすく死亡率も高い乳ガンが治療できたら素晴らしいことですよね。これから様々な実験などが必要という事ですが、それらに成功して早く臨床で使う事ができるようになるといいですね。