2011年12月13日火曜日

食道がんの原因と治療法


食道がんの原因としては、主に喫煙や飲酒などの食生活やストレスなどと関係があり、発症は50~60代がピーク。思い当たる同世代のサラリーマンは注意が必要だ。 「ストレスが免疫力を低下させることで、がんを悪化させる要因になることも。

50~60代に多く、60代過ぎが発症のピーク。
長い飲酒や喫煙習慣がリスク要因になっており、食道を刺激するのも発症のリスクを高める。極端に熱いものや冷たいものを食べ過ぎるのは避けたほうがいい。

 食道がんが疑われる兆候には、

(1)食べ物が詰まる
(2)発熱や痰を伴わない空咳
(3)みぞおちがしくしく痛む
(4)胸の圧迫感
(5)食道の違和感
(6)恒常的な胸焼け
(7)風邪をひいていないのに声が枯れる

といったものが挙げられる。

食道がんの最大の問題は手術の難しさ。
心臓や肺などの器官に近い部位であるため、胸と脇を大きく切開しなければならない。外科手術の中でも高い技術を要求される手術。食道がんは再発リスクが高く、進行も早い。末期がんの場合には、1年以内に亡くなるケースも少なくは無い。

  しかし、早期発見ならば胃カメラ(内視鏡)で食道内部から切除することが可能で、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた治療法も確立されている。

検診で発見されるケースが圧倒的に多いので、年に一度は胃カメラ検診を受けることで早期発見、治癒に繋がることが多い。