2012年2月16日木曜日

肺がん新薬に有効成分が無い贋物

偽の抗がん剤出回る
腸がんや肺がん、腎臓がんなどの治療薬「アバスチン」の偽物が米国で抗がん剤として、出回っている。スイスの製薬大手ロシュが発表した。偽物の抗がん剤「アバスチン」には有効成分が含まれず、当然に治療効果は無い。
偽物には
  (1)製造番号の先頭に文字が含まれる(本物は数字で始まる)
  (2)ラベル表示がフランス語
-などの特徴がある。
米食品医薬品局(FDA)などと協力し、偽物の出所の特定を進めているという。
アバスチンは、がん細胞に酸素や栄養を送る新生血管ができるのを抑える新しいタイプの点滴薬。日本ではロシュ傘下の中外製薬が販売している。